blenderのバージョン:ver3.3.0
はじめに
DRESSの主役キャラクターである「ルリ」の3dモデルを作成するコーナーです。
キャラクターモデリングの実践経験はほとんどないので、どちらかといえばチャレンジ企画と思って見てくださると助かります。
他の作業と並行して行うので進捗はゆっくりです。
ルリについて
DRESSの主役であるルリについては以前の記事でも触れています。
今回モデリングを行なっていくのは、紫髪のロングヘアーになったルリです。
床までつくほど長い髪、頭部の印象的なキバ、尻尾のように長いベール、が特徴です。
キャラクターモデリングを行うにあたってイラスト担当のセラススさんに三面図を描いていただきました。
(視認性を重視しているため、実際の色とは異なる部分があります)
Blenderに取り込む
上記の三面図を参考にしながら、3dcgソフト「Blender」でモデリングを行なっていきます。
まずはメニューバーのAdd>Image>Referenceから画像を取り込みます。
正面と右面にそれぞれ配置しました。
これらの画像はモデリングがしやすいように、透明度を下げて選択不可能にしてあります。
透明度と表示向きの変更
まずは透明度を下げるため、プロパティウィンドウ(デフォルトで右下)からオブジェクトデータプロパティを開きます。
英語なので少々分かりづらいですが、「Side」と「Opacity」を変更します。
Sideは特定の向きからのみ表示する機能です。正面図はFrontを、背面図はBackを選択します。(昔のバージョンでは左右もあった気がするんですが、現在のバージョンはどこにいったんでしょうか...)
Opacityは透明度のパラメータです。好みによりますが、今回は0.3に設定しておきました。
選択不可能に設定する
つづいて選択不可能オブジェクトに設定します。
ヒエラルキーウィンドウ(デフォルトで右上)からフィルターのアイコンをクリックします。デフォルトでは目とカメラのマークのみが選択されています。
オブジェクトの選択を切り替えるには矢印マークをクリックします。(画像左)
これで各オブジェクトの選択可否を切り替えることができるようになりました。(画像右)
おわりに
今回は三面図の導入とBlender上でのセットアップまで行いました。
この調子で記事を書いていくと完成がずいぶん遠くになってしまう気がするので、もう少し端折って書いていきます。
次回は早速、頭部のモデリングに入ります。